カナダの公教育システムは、幼稚園から12年生(高校3年生)までの学校で構成されています。 公的資金を受けているカナダの全公立学校は、州により認定されており、標準的なカリキュラムに従い、政府認定の教員のみを採用しています。 各州の教育システムには多くの類似点がある一方で、各州独自の「スタディーカナダ」のカリキュラムとガイドラインがあり、その地域の文化や歴史を反映しています。
カナダはG8の他のどの国よりも教育費(一人当たり)に多くを費やしています。 カナダの公立高校の生徒は、統一テストで一貫して世界の上位に位置付けられています。 カナダの高校卒業証書は、世界中で認められています。
カナダの公立学校は、1980年代から留学生の受け入れを行っているため、ESL(第二言語としての 英語)の指導および慎重に監督されたホームステイプログラムなど、充実したシステムとサポート体制を提供しています。ほとんどすべての公立学校は男女共学で、高校卒業プログラムに加え、数週間、数ヶ月または1~2年の短期滞在の留学生も受け入れています。 また、多くの小学校では、短期および通年プログラム対象の児童の受け入れも行っています。
ほとんどの教育委員会は、非宗教的な教育を提供していますが、州によっては、宗教に基づく学校でも公的資金を受けている場合があります。
留学生およびご家族がカナダを留学先に選ぶ理由には、授業料がお手頃なのにも関わらず、高い生活水準を得られることが含まれます。 カナダの生活水準は世界で最も高い水準にあります。